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2025年11月18日(火) 11:35

今永昇太、カブス双方がオプション破棄でFAに―複雑契約と次の一手


ここに注目

今永昇太とカブスのオプション破棄は、成績と年齢を踏まえた次の一手である。

永昇太とシカゴ・カブスが、契約の分かれ道に立った。2025年11月4日(現地時間)、球団は3年総額約5775万ドルの球団オプションを選ばなかった。今永も2026年の年俸約1525万ドルの選手オプションを使わず、フリーエージェントになった。

もともとの契約は4年総額5300万ドル保証で、2年目後に球団の3年オプション、その後に本人の1年オプションが続く仕組みだった。両方のオプションが外れたあと、カブスは1年2202万5000ドルのクオリファイング・オファー(FA選手に出す特別な1年契約)を提示している。今永は2025年11月18日米中部時間午後3時までに受諾か拒否かを決めることになっている。この金額は今永の選手オプションより高く、市場で複数年契約を狙ううえでの土台になる数字である。

成績を見ると、メジャー2年で24勝11敗、防御率3.28、投球回318で291奪三振と、数字は先発エース級である。2025年も9勝8敗、防御率3.73と役割を果たしたが、144回2/3で被本塁打31本と一発に苦しんだ。特に終盤12登板で20本を浴びたことが、32歳に入る左腕へ3年保証を付けることを球団にためらわせた要因とみられる。

一方で、2年合計の四球は54個と少なく、ストライクゾーンで勝負できる点は高く評価されている。ニューヨーク・ヤンキース専門メディアやサンフランシスコ・ジャイアンツの地元サイトは、今永を先発補強の候補として挙げている。どの球団が獲得に動くにせよ、被本塁打のリスクを抑える配球や球場選びと、契約年数のバランスをどう取るかが交渉の焦点になるはずである。

カブスはクオリファイング・オファーによるドラフト補償を確保しつつ、状況しだいで再契約も探れる立場にある。今永は日本時代からの精密な制球力を武器に、QO超えの複数年契約を引き出せるかどうか、静かな争奪戦の中心に立っていると言える。

ポイント

Q
今永昇太とカブスの契約オプションは?
A
カブスは3年総額約5775万ドルの球団オプションを持ち、今永は2026年の年俸約1525万ドルの選手オプションを持つ形だった。
Q
なぜカブスは3年オプションを行使しなかった?
A
32歳に入る左腕へ3年保証を付ける負担と、2025年に被本塁打31本と長打が増えた点を考え、柔軟な先発補強を優先した判断とみられる。
Q
今永昇太がフリーエージェントを選んだ理由は?
A
1年2202万5000ドルのクオリファイング・オファーより高い年俸と、少なくとも2年から3年の複数年契約を他球団との交渉で引き出す狙いがあると考えられる。
Q
今永昇太のメジャー2年の成績はどうか?
A
シカゴ・カブスで2年通算24勝11敗、防御率3.28、318回で291奪三振、四球54と、数字だけ見れば先発ローテーションの上位を任せられる内容である。

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